Nintendo Switchや「Pokémon GO」の成功のおかげで、任天堂の市場価値は凄まじく上昇し、ソニーのエレクトロニクスとエンターテイメント部門を合わせた現在値を超えた。
The Hollywood Reporterによると、任天堂の時価総額は5兆5000億円に昇り、ソニーの5兆4300億を超えた(2017年6月27日現在)。
注意しておきたいのは、ソニーの利益が任天堂よりはるかに広範囲のものであるため、単純な比較が難しい点だ。
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「Pokémon GO」が2016年にリリースしてから、任天堂の株価は160%上昇し、月曜日時点では3万9280円と2008年以来の高さになった。ソニーの株の現在値は4298円とこちらも昨年より42%高い数値になっている。
アナリストによるとソニーと任天堂の株価は今後も上がる可能性が高そうだ。任天堂は人気フランチャイズを引き続きSwitchとスマホ向けに展開し、ソニーはPSVRやTVエンターテイメント部門のビジネスで成功している。
任天堂はSwitchの高い需要に応えるのに苦労しているが、生産を拡大するべく取り組んでいるという。